2014/07/12

GPS

ブラックステンレスM2キャップボルト

25cm級のmini quad / hexaはM2ネジを比較的多く使うのですが、キットに付属してくるネジが粗悪品だったりする事が結構あります。

そこで我が家ではM2x4~M2x8およびM3x6のキャップボルトを買い置きしてます。最近はMonotaROで売ってるブラックステンレスのキャップボルトがマイブームであります。いわゆるステンレスネジを陽極酸化で黒くしたやつです。

腐った中華ネジは寸法精度が悪いのは当然ながら、普通の鉄ネジの黒染めだったりするので、使っているうちに錆びてくるんですよねー。錆びってのは異種金属間の接触部分に起こりやすいので、粗悪なネジを使っていると相方まで影響が出る可能性があるのです。非常にむかつく事態なのであります。


GPSについて色々調べたでござる

本題です。GPSがうまく認識しない件について調べました。

  1. ボーレート
    そもそもパチモンGPSの初期設定では、APMが前提とする通信速度になっていないようです。APM側は38400bpsを期待しているのですが、パチモンGPSは大抵、初期設定が9600bpsになっているようです。
  2. 各種パラメータ
    ボーレートと同様に各種設定もAPMが想定するものに合わせないとならないらしい。
  3. firmware
    LEA-6Hのものを買っておけば問題無く噂の準天頂衛星を補足できると勝手に思い込んでいたのですが、LEA-6Hの場合firmwareが古いとみちびきタンを認識してくれないらしいです。

という事で設定方法を調べたらここらへんを実践すれば良いらしいという事がわかりました。UBloxから設定ツールを拾ってきて、シリアル経由で設定する感じでした。

早速設定し、作業の成果を満喫しようと設定ツールから衛星を補足していく様子を眺めようとしたのですが、一向に補足してくれないのでした。衛星を見つけても出力が弱かったりなんかして、なかなか使う基準に達してくれないようです。窓際に置いたとはいえ室内だから駄目っぽいみたいです。

ちなみに携帯電話(HTC J Butterfly)を窓際に置いてGPSテストアプリを起動してみたら、あっという間に10個以上補足してくれますた。パチモンGPSモジュールにがっかりした瞬間であります。

気を取り直して、一旦屋外に出して放置してみますた。トイレに行って戻ってくる間に、ちゃんと衛星を補足した状態(LEDが点滅)になっていました。但しその場合でも6つくらい。

仕方が無いので予備として買っておいたもう1つのLEA-6Hモジュール(よく皆が付けてる円盤状のケース入りの奴)を繋いでみたところ、窓際に置けばそれなりの速度で補足してくれました。つまり…使おうとしていたGPSモジュールが設計的もしくは個体差的に駄目ぽだったようです。

このまま予備を使えば済む話ではあるものの、ちょっと格好がねえ…。だってMini Spider HexってばGPS配置用のスペースがちゃんと用意されてるんですもの、その場所にキッチリ載せたいじゃないですかー。



以上、「パチモンGPSを買うと色々手間が掛かる」もしくは「安く仕上げたいならばマニュアルをよく読め」的なお話でした。

今日はまくらを濡らして寝るお